スレイヤーズいみていしょん

第4話

 

 

 「さて、と。リナさんも消えちゃいましたし♪行きましょうか、ラミィさん」
 「はいっ、ゼロス様v」
 「あ・・・あの・・・私はどうすれば・・・」

 そこにはオロオロしてるルセアがいた。

 「おやおや・・・そういえばこの方もいたんですね・・・。存在感なさすぎてすっかり忘れてました・・・」
 「・・・何か・・・?」
 「いえ、なんでも」
 「あの・・・ご一緒させてもらえませんか?邪魔になるような事はしませんから・・・」
 「仕方ありませんねぇ。ただ、何があったのかはリナさんには内緒ですよ?」
 「分かりました」

 

 

 

ちゅごごおぉぉぉぉんっ!

 

 これで幾度目だろうか。

 壁という壁を破壊しまくり、とにかく突き進んでみる。
 あたしを別の場所へ送ったのがゼロスだとしたら、それは明らかに『知られちゃマズイです』と言っているよーなものっ!
 ずぇったいに見つけ出して、お宝と、ハメてくれた代に何かもらってやるっ!

 「待ってなさいよ、ゼロスっ!!」

 密かな(?)野望を胸に、あたしはさらに破壊・・・もとい、進撃を続ける。

 

 

 「ナイモニダ・・・キサマ・・・ドウヤッテココニハイッテキタ・・・・・・?」

 『声』が部屋に響いていた。

 いちだんと大きい部屋には、これといって物はなく、ただ一つの大きく高そうな箱があるのみ。
 『声』はそこから直接聞こえていた。

 「怪しい者じゃありませんよ。ただ、あなたの封印を解いてさしあげようと思いまして。さ、ラミィさん」
 「はい」

 うなずくと、目を閉じ、人間には理解不能な術を唱え始める。
 それに答えるように、箱がまばゆく発光しはじめる。

 術を唱え終え、一歩下がるラミィ。

 その瞬間!

 「きゃぁ!」
 「!」

 突然、光のムチのようなものがゼロスとラミィの体を捕らえ、壁につなぎ止める。

 「ここまでの道案内ありがとう。もうあなたたちには用は無いわ。そこでおとなしく見ててちょうだい」

 ゼロスとラミィの視線の先には、もう一人の人物。
 さきほどまでとは態度の違うルセアがいた―――――。

 

 

 

 

 続く。

 

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